中大脳動脈狭窄症になり脳梗塞予備軍に認定された独身中年がなんとか脳梗塞にならないように努力するブログです。

一過性脳虚血発作(TIA)を発症してからの生活

一過性脳虚血発作

呂律が回らなくなったのは一過性脳虚血発作(TIA)が原因

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いきなり呂律が回らなくなったら皆さんならどう思いますか?

最初は気にもとめなかった

私の場合は会社から帰ろうとして「お先です」と挨拶をしようとしたらうまく喋れませんでした。「お、お、お…」といった感じで「お先です」の「お」の次が発音できなくなりました。その時は口とか舌の筋肉が何かの拍子に痙攣でもし始めたのかと思いました。

少しほっぺたをマッサージしたり首を回したりしてみましたがまだうまく喋れませんでした。
もう少し待ってみようと思って数分後にもう一度発声してみましたがやはりうまく喋れません。
とりあえず会社を出てタバコを吸って落ち着こうと思いました。タバコを吸いながらほっぺたをマッサージし、恐る恐る発声してみたら今度は正常に発声できました。一体何事だったのかと思いましたがとにかくホッとしました。
この間、約10分ぐらいの出来事でした。

何が原因で呂律が回らなかったのか

自転車にまたがって帰路につく途中、なんで急に呂律が回らなくなったのかを考えました。普段喋っててたまに言葉を噛むようなことはありますし、お酒を飲んで泥酔したときに呂律が回らなくなることはありましたが、特別な理由もなしにこんな本格的に呂律が回らなくなるようなことは初めてでした。

こうなると元来気の小さい私はなんかやばいんじゃないかと思い始めたわけです。しかも友人が数年前に脳出血を起こしていてその時に調べた症状と少し似ていたのも不安を煽りました。

家に帰ってネットで調べてみたら症状が「一過性脳虚血発作」と酷似していることが分かりました。

一過性脳虚血発作とは?

「食事中、急に右手に力が入らなくなって箸が使えなくなり、立ち上がろうとしたら右足にも力が入らなかった。しかし、5分間位じっとしていたら症状が消えて元通りに戻った」これが、典型的な一過性脳虚血発作のパターンです。一過性脳虚血発作は、TIA(ティー・アイ・エー)とも呼ばれます。症状は、半身の脱力、言葉が出ない(失語症)、呂律が回らない、半身のしびれなどさまざまです。
一過性脳虚血発作とは、一時的に脳の動脈が詰まって脳梗塞症状が出たものの、早い時点で再度動脈が開通して血液が流れ始め、症状が消える現象を指します。しかし、これは原因を残したまま、運よく一時的に血液の流れが再開しただけです。

出典元:社会福祉法人 恩賜財団 済生会

でも、もう病院も閉まっている時間帯だしビビりながらも血をサラサラにする効果のあるバファリンが家にあったのでそれを飲んで就寝しました。
で、次の日病院へ行き、検査して分かったのですが呂律が回っていなかった時に一過性脳虚血発作を起こしていたというわけです。

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